LINEモバイルが2020年2月19日より新料金プランがスタートしました。
これまでのプラン(旧プラン)はLINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランの3つに分けられ、プランによってSNSフリー(LINE・Twitter・Instagram)になる対象が決まっていました。
新料金プランはベーシックプランでSIMタイプとデータ容量を選択し、追加オプションとしてデータフリー対象となるオプションを選択する形です。
旧プランの方はそのままのプランをご利用いただけますが、2月19日以降に契約される方は新料金プランでの契約となります。
新料金プランと旧プランでどう変わったのか徹底解説していきます。
目次
LINEモバイルの新料金プラン
新料金プランでは、月額基本料でSIMタイプ(音声通話SIMかデータSIM)と②データ容量(500MB~12GB)を選び、データフリーオプションでデータフリーにしたい対象プランを選択する形です。
データフリーオプションは3種類
LINEデータフリー +月額0円
LINE利用時のデータ通信量がゼロになるオプションです。
SNSデータフリー +月額280円
LINE、Twitter、Facebook利用時のデータ通信量がゼロになるオプションです。
SNS音楽データフリー +月額480円
LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC利用時のデータ通信量がゼロになるオプションです。
旧プランではコミュニケーションフリー(新プランのSNSデータフリー相当)にあったInstagramがSNSデータフリーでは対象外となってしまいました。
各SIMタイプとデータフリーオプションを加えた月額料金はこのようになります。
音声通話SIMの料金プラン
容量 | データフリーオプション | 料金 |
500MB | LINEデータフリー | 1,100円 |
3GB | LINEデータフリー | 1,480円 |
SNSデータフリー | 1,760円 | |
SNS音楽データフリー | 1,960円 | |
6GB | LINEデータフリー | 2,200円 |
SNS音楽データフリー | 2,480円 | |
SNS音楽データフリー | 2,680円 | |
12GB | LINEデータフリー | 3,200円 |
SNS音楽データフリー | 3,480円 | |
SNS音楽データフリー | 3,680円 |
データSIM(SMS付)の料金プラン
容量 | データフリーオプション | 料金 |
500MB | LINEデータフリー | 600円 |
3GB | LINEデータフリー | 980円 |
SNSデータフリー | 1,260円 | |
SNS音楽データフリー | 1,460円 | |
6GB | LINEデータフリー | 1,700円 |
SNS音楽データフリー | 1,980円 | |
SNS音楽データフリー | 2,180円 | |
12GB | LINEデータフリー | 2,700円 |
SNS音楽データフリー | 2,980円 | |
SNS音楽データフリー | 3,180円 |
実際の契約手続きでは、最初にデータフリーオプションを選択して、データ容量選択→SIMタイプ選択という順番になっています。
LINEデータフリープランを選んだ場合のみデータ容量500MBを選択できます。
(SNSデータフリーとSNS音楽データフリーでは500MBの容量は選択できません。)
従来のプランとどう変わった?
従来のプランはLINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、ミュージック+プランの3つのプランがあり、データ容量によって月額料金が変わるという設定でした。
LINEフリープランは、LINEアプリがカウントフリーになるプランです。
データSIM | データSIM+SMS | 音声通話SIM | |
1GB | 500円 | 620円 | 1,200円 |
コミュニケーションフリープランは、LINE、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムがカウントフリーになるプランです。
データSIM+SMS | 音声通話SIM | |
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
MUSIC+プランは、コミュニケーションフリープランのサービスにLINE MUSICのカウントフリーが付いたプランです。
データSIM+SMS | 音声通話SIM | |
3GB | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | 2,140円 | 2,720円 |
7GB | 2,700円 | 3,280円 |
10GB | 2,940円 | 3,520円 |
LINEモバイルの従来プランと新料金プランを比較
データ容量1GB・5GB・7GB・10GBが廃止、500MB・6GB・12GBが新登場
旧プランには1GB・3GB・5GB・7GB・10GBと5つから容量を選択できましたが、1GB、5GB、7GB、10GBプランが廃止されました。
新プランでは500MBと6GB、12GBプランが追加され、500MB・3GB・6GB・12GBからデータ容量を選択できます。
旧プランの5GB・7GBが新プランで6GBに統合された形ですね。
10GBプランの代わりに12GBと容量アップしたプランが登場しています。
また1GBプランは廃止されてさらに容量の少ない500MBプランが登場しましたが、500MBプランの方が月額料金が高くなっています。
さらにデータ容量が同一でも新料金プランでは旧プランよりも月額料金が全体的に見て高くなっています。
データカウントフリーの対象が変更
旧プランではコミュニケーションフリープランの中にInstagramが入っていましたが、コミュニケーションフリープランの代わりとなる新プランのSNSデータフリーにはInstagramが入っておらず、SNS音楽フリーにInstagramが入っています。
Instagramをカウントフリーにしたいなら月額480円のSNS音楽フリーを付ける必要があるため、月額料金が割高になります。
新プランオプション | データフリー対象 | 旧プラン | データフリー対象 |
LINE データフリー |
LINE | LINEフリー | LINE |
SNS データフリー |
LINE,Twitter,Facebook | コミュニケーションフリー | LINE,Twitter, Facebook, |
SNS音楽 データフリー |
LINE,Twitter, Facebook, Instagram,LINE MUSIC |
MUSIC+ | LINE,Twitter, Facebook, Instagram, LINE MUSIC |
音声通話SIMの料金比較
容量 | 新プラン | 料金 | 旧プラン | 料金 |
500MB | LINEデータフリー | 1,100円 | LINEフリー | 1GB 1,200円 |
3GB | LINEデータフリー | 1,480円 | ー | ー |
SNSデータフリー | 1,760円 | コミュニケーション フリー |
1,690円 | |
SNS音楽データフリー | 1,960円 | MUSIC+ | 2,390円 | |
6GB | LINEデータフリー | 2,200円 | ー | ー |
SNSデータフリー | 2,480円 | コミュニケーション フリー |
5GB 2,220円 7GB |
|
SNS音楽データフリー | 2,680円 | MUSIC+ | 5GB 2,720円 7GB |
|
12GB | LINEデータフリー | 3,200円 | ー | ー |
SNSデータフリー | 3,480円 | コミュニケーション フリー |
10GB 3,220円 |
|
SNS音楽データフリー | 3,680円 | MUSIC+ | 10GB 3,520円 |
旧プランと新プランを比較して、料金が高い方を赤字にしています。
旧プランと新プランで容量が違うプランは比較ができないのでそのままです。
旧プランではLINEフリープランは1GBプランしか選べませんでしたが、新プランでは全データ容量でLINEデータフリーを選べるようになったのはメリットと言えるでしょう。
例えば旧プランLINEフリーの1GBは1,200円ですが、新プランのLINEデータフリー3GBは1,480円です。
旧プランの料金との差は280円で、2GBデータ量が増量しています。
2GBが280円の追加で買えると考えれば、3GBのLINEデータフリーはお得と言えます。
LINEモバイルの旧プランで最も人気があった3GBのコミュニケーションフリープランは、新プランでは1,760円と料金が70円上がっている上に、Instagramがカウントフリーから外れているので、大きな改悪となっています。
Instagramをカウントフリーにするには、SNS音楽データフリーのオプションを付けることになり、3GB+SNS音楽データフリーですと月額2,390円になります。
新プランは全プラン解約時に1,000円の解約手数料がかかる
LINEモバイルの新プランではデータSIM(SMS付)・音声通話SIM関係なく、また利用期間に関係なく解約時には1,000円の解約手数料が発生します。
旧プランではデータSIMは最低利用期間の設定はなく、いつ解約しても手数料は発生しませんでした。
また音声通話SIMに関しては、12か月の利用期間の設定がありましたが、2019年10月以降の申し込み分より期間内の解約は1,000円の手数料、13か月目以降の解約だと手数料は無料でした。
新料金プランではいつ解約したとしても必ず1,000円の事務手数料がかかってきます。
現在旧プランをご利用の方が新プランに変更してその後解約した場合も1,000円の事務手数料がかかりますので、その点はご注意ください。
初月は日割計算に変更だがオプション料金は満額請求される点に注意
これまでLINEモバイルの初月の扱いは、ちょくちょく変更されています。
サービス開始当初は初月無料でした。
2019年5月からは音声通話SIMの初月は一律1,200円でした。
で、今回の新プラン登場のタイミングでまた変更され、初月は日割り計算となりました。
日割り計算となるのは、月額基本利用料(ベーシックプラン料金)だけでオプション料金は満額請求されます。
LINEモバイルの新料金プランでは、ベーシックプラン+データフリーオプション料金の構成となっています。
オプション料金にはSNSデータフリー、SNS音楽データフリーがありますので、LINEフリープラン以外のデータフリープランで申し込みされる方は、その出たフリーオプションは満額請求されます。
例えば、ベーシックプランの音声通話SIMの3GB(1480円)を選択して、オプションで月額280円のSNSデータフリーを付けた場合、1,480円は日割計算となりますが、SNSデータフリーの280円は満額請求されるということです。
ベーシックプランは日割となりますが、オプション料金は満額請求されるので、月の後半から利用開始となると初月が割高になりますので、なるだけ月初めが利用開始日になるように申し込むのがいいでしょう。
まとめ
2020年2月19日より登場したLINEモバイルの新料金プランについてご紹介しました。
全体的にみて新料金プランは旧プランより割高になっていますが、一部は新料金プランの方が安くなっています。
現在旧プランを契約されている方は、新プランと料金を比較して安ければ新プランに変更することをおすすめします。
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