2019年4月22日(月)よりLINEモバイルのau回線の提供がスタートしました。
これにより、LINEモバイルではドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線のマルチキャリアに対応しました。
au回線の申し込みが可能となりましたが、ドコモ回線やソフトバンク回線で利用できる機能でもau回線では現時点で対応していないものもいくつかありますので、そちらも合わせてご紹介したいと思います。
目次
LINEモバイルau回線の概要
au回線のエリア
LINEモバイルのau回線はauの4GLTEエリアと同じです。
また3Gは利用できません。
通信可能周波数は、Band1/3/11/18/26/28/41/42 となっています。
SIMフリーのスマホでもau回線に対応した周波数でない場合には、au回線で通信することはできません。
SIMフリーのスマホをLINEモバイルのau回線で利用する場合には、スマホの通信可能周波数で上記周波数に対応しているかご確認ください。
LINEモバイルの通信エリア
au回線の料金
LINEモバイルのau回線はドコモ回線・ソフトバンク回線と同じ料金設定となっています。
ただし、LINEフリープランのデータ専用SIMはau回線での提供はありませんので、そこが唯一違う点です。
LINEフリープランのデータSIMは月額500円で利用できます。
あまりスマホを利用しない子供や高齢者などLINEで連絡を取りたいという方に人気のプランですが、au回線では選択できませんので、ドコモ回線またはソフトバンク回線でのお申し込みが必須です。
au回線のsimカードサイズ
au回線のSIMカードはマルチSIMです。
マルチSIMを解説する前にドコモ回線・ソフトバンク回線で使われている一般的なSIMサイズから解説していきます。
SIMサイズには最も小さいnano SIM・数年前に発売されたスマホによく採用されていたマイクロSIM、昔のガラケーで利用されていた標準SIMの3種類あります。
au回線のSIMカードはこの3種類すべてに対応したマルチSIMです。
マルチSIMはSIMサイズを好きなサイズに切り取ることができるんです。
上記画像がマルチSIMカードで、矢印の箇所で切り取ることで各サイズのSIMカードに対応します。
ドコモ回線やソフトバンク回線では申込時にSIMカードのサイズを指定しなければいけませんが、au回線はマルチSIMカードですのでどのSIMカードのサイズにも対応している点ではメリットと言えますね。
au回線とその他の回線(ドコモ・ソフトバンク回線)の違い
au回線ではドコモ回線とソフトバンク回線との違いがいくつか見られます。
料金の面では同じですが、au回線を申し込む場合には回線での違いを確認してお申し込みすることをおすすめします。
1 データSIMの提供はなし
LINEモバイルで提供されているプランには大きく分けて
・音声通話SIM
・データSIM
・データSIM(SMS付)
の3種類あります。
ドコモ回線とソフトバンク回線では3種類とも申し込みが可能ですが、au回線はデータSIMの提供がありません。
これはLINEモバイルのau回線に限ったことではなく、他社格安SIMのau回線すべてが同じ仕様となっています。
LINEモバイルのデータプランは。LINEフリープラン1GBのみです。
au回線を申し込む場合、月額500円のLINEフリープラン(データSIM)は選択できませんのでご注意ください。
2 auスマホでもSIMロック解除が必要な場合がある
ドコモ回線であればSIMロック解除しなくてもドコモ回線を選択すれば、そのままLINEモバイルでの利用が可能ですが、au回線の場合はSIMロック解除が必要な場合があります。
例えばauで販売されたiPhoneの場合、iPhone 6s/6sPLUS、iPhone SE、iPhone 7/7PLUSはSIMロック解除しないと使えません。
iPhone8/8PLUS以降に発売されたiPhoneであればSIMロックがかかっていてもau回線で利用可能です。
その他のauスマホでもSIMロック解除が必要な機種がありますので、au回線で申し込む場合には事前にお持ちのスマホがそのまま使えるか確認するようにしましょう。
LINEモバイルでの動作確認済み端末の検索はこちら
3 LINEの年齢認証(ios)が未対応
LINEモバイルでは格安SIMで唯一LINEアプリの年齢認証が可能です。
年齢認証ができれば、IDでの検索が可能となります。
au回線に関してはiPhoneは現在年齢認証が対応していません。
2019年上半期中には対応するとアナウンスされていますので、au回線でiPhoneをご利用予定の方はご注意ください。
4 データプレゼントは未対応
LINEモバイルはユーザー同士でデータのプレゼントができますが、au回線は現時点ではデータプレゼントに対応していません。
データプレゼントでは、回線に関係なくLINEモバイルユーザー同士でデータのプレゼントが可能です。
例えばソフトバンク回線ユーザーがドコモ回線のお友達にデータをプレゼントすることができますし、その逆も可能です。
2019年上半期中には対応するとアナウンスされていますので、au回線でiPhoneをご利用予定の方はご注意ください。
5 日次のデータ利用料の確認は未対応
LINEモバイルでは日ごと・月ごとのデータ利用量がLINEモバイルのマイページやLINEモバイルアプリで確認することができます。
au回線の場合、日ごとのデータ利用量の確認は未対応となっています。
月ごとのデータ利用量は確認できますので、2019年上半期中の対応を待ちましょう。
6 回線変更は未対応
ドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線のマルチキャリアに対応したLINEモバイルですが、au回線からの回線変更は現時点で未対応となっています。
正式にいつから対応されるかは発表されていませんが、2019年上半期以降の対応になるようです。
ドコモ回線からソフトバンク回線、またはその逆の回線変更は可能です。
現在ドコモ回線・ソフトバンク回線を利用している方がau回線を利用したい場合、一旦LINEモバイルを解約してから新規でau回線を申し込まないといけません。
音声通話SIMの場合12か月未満の解約は解除手数料がかかりますので、解約する場合はご注意ください。
7 機種変更は未対応
LINEモバイルでは、機種変更と言って端末を追加で購入することができます。
以前は新規契約時または回線変更時のみ機種を購入することができたのですが、現在はLINEモバイルを利用中であれば機種変更(端末の追加購入)が可能です。
しかしau回線は現時点では機種変更に対応していません。
もしお持ちのスマホをau回線で使う予定だった方が、LINEモバイルのau回線を申し込みした後にお持ちのスマホがau回線に対応していない時などLINEモバイルで後日機種を購入することはできません。
その場合には別途ご自身で機種を購入することになります。
中古の機種であればゲオなどでも購入できますし、新品が欲しい場合にはAmazonやオークションなどでも入手可能です。
今後機種変更に対応していく予定のようですので、au回線で機種変更されたい方はもうしばらくお待ちください。
8 店舗での即日受渡未対応
LINEモバイルはインターネットからのお申し込み以外に一部店舗でのお申し込みも可能です。
au回線の場合、店舗でのお申し込みは現在対応していません。
au回線はLINEモバイルの公式サイトからお申し込みできますので、au回線をご希望の方はインターネットからお申し込みください。
au回線契約時の注意点まとめ
4月22日から開始されたLINEモバイルのau回線プラン。
事前にLINEモバイルがau回線を提供することは告知していましたが、まさかこんなに早く提供されるとは思ってもいませんでした。
LINEの年齢認証・データプレゼント・日次のデータ利用料の確認は2019年上半期中には対応するようですが、それ以外の機能についてはもう少し時間がかかるようです。
au回線でのお申し込みは可能となりましたが、ドコモ回線やソフトバンク回線で利用できる機能がすべて整っているわけではないので、au回線にこだわりない方は今のうちはドコモ回線やソフトバンク回線でのお申し込みがいいかと思います。
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カテゴリー: au回線の格安SIM 、 LINEモバイル