目次
自分は格安SIMと大手キャリアのどっちが向いている?
格安SIMは大手キャリアに比べて安いですが、注意点が結構あるため、誰にでもおすすめできるわけではありません。
例えば以下に当てはまる人は、格安SIMに乗り換えると失敗してしまう可能性が高いです。
- 「nanoSIMとmicroSIMの違いがよくわからない」
- 「スマホの設定はいつも携帯ショップにやってもらっている」
- 「キャリアメールをよく使っている」
- 「電話をほぼ毎日かける」
いかがでしょうか?
もし1つでも当てはまるようであれば、安易に格安SIMに乗り換えてしまうと後悔してしまうかもしれません。
この記事では、格安SIMの利用が向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれ紹介しています。
ぜひ最後まで読んで、自分が格安SIMと大手キャリアのどちらが適しているのか自己診断してみてください!
格安SIMがおすすめの人の診断チェックリスト
5つのチェックリストで診断
格安SIMがおすすめの人に当てはまるのは以下の5つのタイプです。
複数当てはまるようであれば、格安SIMに乗り換えても問題ないでしょう。
1 とにかく料金を下げたい人
格安SIMの最大のメリットは料金を下げられる点です。
毎月の固定費や通信料が、大手キャリアとは比べものにならないぐらい料金が安いです。
通信速度や通話の品質サポート体制に、そこまでこだわりがない人であれば格安SIMがおすすめです。
格安SIMで使える端末はスマホ中古ショップで安く手に入れることができます。
数年前の機種でもよければ、当時は5万円以上していたものでも1万円程度で購入することも可能です。
2 キャリアメールを一切使わない人
docomoやau、SoftBankなどのキャリアメールを一切使わない人は格安SIMがおすすめです。
格安SIMでも専用のメールアドレスが使えるようになりますが、docomo、au、SoftBankなどのメールアドレスは格安SIMに乗り換えてしまうと、使えなくなってしまいます。
電話番号はNMPでそのままお引越しできますが、キャリアメールだけはお引越しできません。
もしキャリアメールを一切使わないのであれば格安SIMに乗り換える支障はなくなるでしょう。
3 スマホ2台持ちしたい人
スマホを2台持ちしたい人は、大手キャリアの高い料金では負担が大きくなるでしょう。
1台目を音声通話、2台目を通信専用といった具合にスマホを2台持ちしたい場合は、基本料金が安い格安SIMが適しているでしょう。
特に2台目の通信専用端末にはデータ通信専用の格安SIMがおすすめです。
4 Wi-Fi環境が充実している人
自宅にWi-Fi環境を完備していたり、外出先でよくWi-Fiが使えるのであれば、格安SIMでも通信速度の低下に悩まされたり、厳しいデータ制限に引っかかったりすることも無くなり、快適に使い続けることができるでしょう。
5 使った分だけ通信量を支払いたい人
使った分だけ従量制で料金を支払うことで節約したいには格安SIMがおすすめです。
大手キャリアでも使った分だけ支払うプランがありますが、いかんせん高額です。
格安SIMがおすすめではない人の診断チェックリスト
4つのチェックリストで診断
これまで格安SIMが向いている人の診断チェックリストを見てきました。
逆に、どのような人が格安SIMに乗り換えると不便を被るのでしょうか?
ここからは格安SIMがおすすめでない人の特徴について把握しておきましょう。
もし2つ以上診断チェックリストに当てはまるようであれば、格安SIM乗り換えはやめておいた方が無難です。
1 キャリアメールを使う人
もうキャリアメールでやり取りすることはほとんどなくなったかもしれません。
今はLINEなどのメッセージアプリでコミュニケーションを取るのが、10代から30代の世代間では一般的となりました。
しかし世代によってはLINEを使っている人が周囲に全くいないため、キャリアメールだけでやり取りする場合もあるでしょう。
NMPで電話番号は変えずに格安SIMに乗り換えることができますが、キャリアメールだけは乗り換えることはできません。
もしキャリアメールをコミュニケーションツールとしてメインに据えているのであれば、格安SIMに乗り換えるのは全くおすすめできません。
格安SIMでも独自のメールアドレスを提供しているところもあります。
UQモバイルは月額200円でメールアドレスを追加でき、キャリアメールに送っても迷惑メールにならないので安心して使うことができます。
https://hit-r.com/column/uqmobile-osusume-kakuyasusim/
2 スマホの設定を自分でやるのが苦手な人
格安SIMの設定はそれなりに敷居が高いです。自分自身でSIMの規格がわかる人でないと設定は難しいです。
大手キャリアのように携帯ショップが街中にあって、わからないことがあったらすぐに設定をしなおしてくれるような、サポートが手厚いわけではありません。
基本的には自分で全て設定をしなければいけませんので、携帯電話のプランや機種などがあまり得意ではない人は、格安SIMに向いていないかもしれません。SIMの規格や料金プランについて自分で判断できる人でなければ、格安SIMに乗り換えた時に失敗しがちです。
よくある失敗例をあげておきましょう。
- nanoSIM、microSIMの違いがわからず、SIMの規格が合わない格安SIMを買ってきてしまった
- auの端末を使っているのに、docomo系の格安SIMを買ってきてしまった
これらはそれなりにスマホに詳しい人でも陥りがちな失敗例。
スマホの設定に詳しくない人は、格安SIMの利用を避けた方がいいかもしれません。
ただ最近は店舗を構える格安SIM会社もあります。
店舗ではスタッフが常駐していますので、わからないことを相談できますし、今使っているスマホが格安SIMでも使えるかも調べてもらえます。
楽天モバイルやmineo、UQモバイルなどの格安SIM会社は店舗がありますので、格安SIMに乗り換えるのに不安な方は店舗のある格安SIMを選択するといいでしょう。
3 対応しているスマホを持っていない人
格安SIMは全てのスマホ機種に対応しているわけではありません。
いざ乗り換えようと思ったら自分のスマホが対応していない場合もありますので、注意が必要です。
docomo系の端末であれば格安SIMの選択肢は広いですが、auやSoftBankは対応している格安SIMはあまり多くありません。
特にSoftBank系格安SIMは非常に数が少ないため、もし格安SIMに乗り換えるのであれば端末を新しく買う必要が出てくるでしょう。
格安SIM会社ではスマホとSIMカードのセット販売も行っていますので、初めてスマホを持つ方はもちろん、対応しているスマホを持っていない方でも格安SIMに乗り換える時に同時にスマホを購入すればOKです。
格安SIMに乗り換える際に同時に端末を購入する場合には、SIMカードのサイズは格安SIM会社がスマホにあったサイズを自動的に選択してくれるので、サイズが合わないということはありません。
また格安SIM会社で販売しているスマホは必ずその格安SIM会社の回線が使えますので、安心して格安SIMに乗り換えることができますよ。
4 通信速度に徹底的にこだわりたい人
格安SIMのデメリットとして、通信速度があまり良くないことが挙げられます。
docomoやau、SoftBankなど大手キャリアに比べると時間帯によって通信速度が極端に遅くなることがあり、その点に不満を抱える人は非常に多いです。
対応エリアも大手キャリアと比べると狭いため、山間部などではつながりづらいかもしれません。
通信速度を妥協したくない人は格安SIMではなく、大手キャリアが向いているでしょう。
格安SIM会社の中で通信速度が速いのはUQモバイルです。
格安SIMに乗り換えても通信速度にはこだわりたいならUQモバイルを選択すれば問題ないでしょう。
https://hit-r.com/items/uqmobile/
5 電話をよくかける人
電話をよくかける人は格安SIMに乗り換えることで逆に料金が高くなってしまいます。
格安SIMは通話料だけは大手キャリアと比べても高くなりがちなのです。
通話アプリで節約することもできますが、毎日頻繁に電話をかけるような人は大手キャリアのままの方が無難でしょう。
毎日仕事で電話をよくかける人は、格安SIMに乗り換えると逆に通話料で毎月の利用料金が高くなってしまう事もあるので注意してください。
目安としては1ヶ月に1時間以上の通話時間がある人は、大手キャリアの方が通話料は安くなるでしょう。
格安SIM会社には10分かけ放題プランを提供しているところが多くあります。
10分かけ放題プランは月850円~900円のオプションサービスで、月に無制限で10分以内の通話は何度でもオプション料金で利用できます。
10分を超えた分は30秒につき10円が課金されます。
キャリアのような完全かけ放題ではありませんが、1回の通話が10分以内で終わるなら格安SIMに乗り換えて10分かけ放題オプションをつければ、キャリアの月額料金よりもかなり安く抑えられます。
https://hit-r.com/column/kakehoudai-osusume-kakuyasusim/
メリットとデメリットを把握して格安SIMに乗り換えよう
以上、格安SIMに乗り換えるべきかどうかを判断するための診断チェックリストでした。
あなたは格安SIMに乗り換えるのにおすすめのタイプに当てはまりましたか?
それともおすすめではないタイプでしたでしょうか?
格安SIMは確かに安い通信料で人気があります。
しかし誰にでも格安SIMが使いこなせるかというと、そういうわけではありません。
大手キャリアの料金は高いですが、サポートが充実しており通信速度や通信エリアの質も格安SIMに比べると非常に高いです。
しかし、高くても品質が良いのが大手キャリアです。
格安SIMは料金が安い分デメリットもそれなりにあります。
必ずメリットとデメリットどちらも把握した上で、格安SIMに乗り換えるかどうかを検討してみてください!
このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪
みんなに役立つ情報をお届けします。
カテゴリー: