初心者にもおすすめの格安SIM3選!選び方のコツもご紹介

初心者にもおすすめの格安SIM3選!選び方のコツもご紹介

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2020.02.18

 

格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクのような大手キャリアとは比較にならないほど月額料金を抑えられます。
誰でも毎月のランニングコストは抑えたいですよね。
格安SIMをうまく使えば、驚くほど月額の料金を節約できるます。
一方で、格安SIM初心者にはいくつかの注意点があります。

これから乗り換えを検討している人、特に格安SIM初心者は、乗り換えた後に後悔しないように全ての注意点を抑えておきましょう。

ここでは格安SIMで初心者がハマってしまいがちな6つの注意点について紹介します。

 

注意点1 キャリアメールが使えなくなる

これまでドコモ、au、ソフトバンクのキャリアメールを使っていた人は、格安SIMに乗り換えるとメールアドレスが使えなくなります。
電話番号だけであれば、MNPに対応している格安SIMであれば引き継げます。

同じ番号のまま格安SIMを使うことは可能です。
しかしメールアドレスまでは引き継げません。

前のキャリア回線を解約した時点で、そのキャリアで使っていたメールアドレスは利用できなくなります。
格安SIMでもメールアドレスを無料で提供しているところもありますが、別の格安SIMに乗り換えるとなるとまたメールアドレスが変わるのでおすすめできません。

最近はLINEなどで連絡を取ることが大半なので、メールアドレスが使えなくなっても困らないという人もいるでしょう。

しかし年配の人を中心に、まだまだメールは使われています。
キャリアメールが使えなくなるのは格安simの大きなデメリットの1つです。

無料メールでも構わないというのであればGoogleのGメールがおすすめです。
Gメールであれば、格安SIMやキャリアを転々と乗り換えてもメールアドレスは変わらずずっと使えますので便利ですよ。

Gメールアドレス(無料)を作成する方法【iPhone・Androidスマホ別に画像で解説】

 

注意点2 音声通話が無いデータ通信専用プラン

格安SIMは大手キャリアのように丁寧に料金プランを説明してくれません。
そのため音声通話を利用するつもりだったのに、間違ってデータ通信専用プランしか使えないSIMを購入してしまいがちです。

格安SIMで契約する際には音声通話に対応しているプランを契約するようにご注意ください。

 

注意点3 LINEで年齢認証されないのでID検索ができない

キャリアのスマホであればLINEで年齢確認認証を突破できます。
成人しか利用できないLINEの機能を全て使えるのです。

しかし格安SIMは年齢確認認証ができません。
そのため「ID検索」など一部の機能が利用できず不便です。

ただし、LINEモバイルだけは別で自社サービスのためLINEモバイルのSIMカードであれば、契約者が18歳以上であれば年齢認証とID検索が可能になります。
参考 LINEモバイルの評判は?メリット・デメリット徹底解説おすすめ格安SIMとプランを解説

 

注意点4 SIMカードの規格が合わない、端末の相性が悪い

購入してきたSIMカードの規格が自分のスマホに合わないと、当然使うことはできません。
格安SIM初心者がよく陥りがちなデメリットです。
microSIM、nanoSIMなどの違いに詳しくない人は、よく調べてから購入しなければいけません。

もし小さすぎるSIMを買ってしまった場合は、アダプタを使えば利用はできます。

しかし大きすぎるSIMを買ってしまえば手のうちようはありません。
最低限、自分のスマホがmicroSIMとnanoSIMのどちらなのかは把握しておきましょう。

 

注意点5 テザリングに未対応の場合が多い

スマホ経由でパソコン・タブレットなどでネット回線に接続できる「テザリング」へあまり対応していないのは格安SIMのデメリットの1つです。

これは格安SIM側の問題というよりは、スマホの機種によりテザリングできるものとできないものがあるためです。

頻繁に外でパソコンを使う営業マンなどにとって、いざという時にでもネットに接続できるテザリングは欠かせません。

乗り換え前にお使いのスマホが利用予定の格安SIMでテザリングに対応しているかどうかはしっかりと調べておきましょう。

 

注意点6 ドコモ系、au系、ソフトバンク系の違い

格安SIMは「ドコモ系」と「au系」「ソフトバンク系」に分かれています。
どのスマホ端末にも共通で使えるわけではありません。

ドコモ系の格安SIMに対応するのはドコモ系のスマホのみです。
au系ならau系スマホにしか対応していません。

例えば、ドコモで契約をして使っていたスマホ端末を、au系の格安SIMでは使えないのです。
これは格安SIM初心者がよく陥りがちな代表的な落とし穴です。

キャリアで購入したスマホにはそのキャリアでしか使えないようにSIMロックされています。
しかし2015年5月以降に販売されたスマホは一定の期間が過ぎるとキャリアにてSIMロック解除することができます。
SIMロック解除されたスマホをSIMフリースマホと言います。

SIMフリースマホであれば、au系・ドコモ系・ソフトバンク系どの回線でも使えるようになります。
例えばauで購入したiPhone8をSIMロック解除すれば、ドコモ系またはソフトバンク系の格安SIMを刺して使うことができます。

ただ、auの周波数はドコモやソフトバンクとは異なっているので、iPhone以外のauスマホはSIMロック解除しても使えないこともありますのでご注意ください。

 

初心者におすすめの格安SIM選びのコツ3か条

その1 知名度が高く、利用者数が多いサービスを選ぶ

ここからは、格安SIM選びのコツをいくつかご紹介しましょう。
なるべく知名度が高く、利用者数が多い格安SIMを選ぶことがポイントです。
格安SIMは業者が乱立しており、中には悪徳・悪質とまでは言えませんが、サービス体系が稚拙なものも増えてきました。

今後は格安SIMも淘汰が進み、突然サービスを中止する業者が現れることが確実視されています。
運営企業が大企業であれば、突然利用できなくなる可能性は限りなく低いでしょう。
初心者はなるべく知名度が高く、利用者数が多い格安SIMを選びましょう。

 

その2 Youtubeなどよく利用するアプリ、サイトへの優遇対応

格安SIM、キャリアに関わらず「通信量」の問題は共通です。
通信量がオーバーすると通信制限がかかってしまい、ほとんどまともにネットが使えなくなることも珍しくありません。
特にYoutubeなどの動画サイトは特にデータ通信量が多くなりがちです。
面白い動画だからといって何時間も視聴していると、あっという間に一ヶ月分のデータ容量を使いきってしまうこともあります。

格安SIMの中にはYoutubeを利用しても通信量に加算しないサービスを提供しているものもあります。
もし頻繁にYoutubeを視聴するのであれば、そのような格安SIMサービスを選ぶべきでしょう。
頻繁に利用するアプリ、サイトが快適に使えるかどうかは、とても重要な判断基準です。

BIGLOBEモバイルには「エンタメフリーオプション」といって、YoutubeやAbema TV、U-NEXT, YouTube Kidsなどの動画サービスやGoogle Play Music,Apple Music,Spotify,AWA,radiko.jp,Amazon Musicといった音楽聞き放題サービスでのデータ利用量はカウントしないサービスを提供しています。

音声通話SIMとデータ専用SIMどちらにもつけられるオプションサービスですが、価格が異なります。
音声通話SIMの場合には月額480円、データ専用SIMの場合には月額980円を追加することで利用できます。

3GB以上のプランで利用可能です。
3GBの音声通話SIMでエンタメフリーオプションをつけると、月額2,080円になります。

動画や音楽配信サービス以外で月に3GBあれば十分だという方にはBIGLOBEモバイルがおすすめです。
参考 BIGLOBEモバイルの評判は?メリット・デメリット徹底解説おすすめ格安SIMとプランを解説

その3 自分の生活圏内のドコモ、au基地局の対応状況

格安SIMはドコモ、au、ソフトバンクのいずれかの回線を使っています。
乗り換える前に自分の生活圏内のアンテナ状況は把握しておきましょう。
auの電波が弱いエリアで生活する人が、au系の格安SIMを利用してはいけません。

もし心配ならドコモ系の格安SIMが無難です。
基地局の整備はauやソフトバンクよりも進んでおり、人口カバー率、面積カバー率も最も高くなっています。
大手3社の中で最も早くから携帯電話事業を始めていたドコモならではの強みと言えるでしょう。
都市部のビル谷間での電波減退も少ないです。

最もつながりやすいのはドコモ系格安SIMなのです。

 

格安SIMがおすすめできない人とはどういう人?

自分で端末設定するのが苦手な人

料金が安い格安SIMですが、おすすめできないタイプの人もいます。
キャリア回線と違って格安SIMは自分で端末設定などを管理しなければいけません。
ドコモ、au、ソフトバンクのように、すぐに使える状態でスマホを渡してはもらえず、自分で何らかの設定をしなければいけないものが多いです。

 

今使っているキャリアメールをそのまま使い続けたい人

「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールをそのまま使い続けたい人は、格安SIMはおすすめできません。
電話番号だけならNMPでそのまま使い続けることができますが、メールアドレスまでは引き継げません。

このように一部格安SIMが向いていない人もいますが、以前よりも格安SIM使いやすくなっており、料金も競い合って安くなる傾向にあります。
キャリア回線に比べると多少の端末設定の難しさはあるものの、大半の格安SIM初心者なら設定は可能でしょう。

 

初心者におすすめの格安SIM3選

最後に、格安SIM初心者におすすめの業者を3つ紹介しておきましょう。

 

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、ドコモ回線(Dプラン)とau回線(Aプラン)のサービスが利用できます。

おすすめはau回のAプランです。

BIGLOBEモバイルはKDDIの子会社ということもあり、Aプランの速度は格安SIMの中でもトップクラスです。
私自身当初はDプランを使っていましたが、Aプランの方が評判がいいこともあり、Aプランに切り替えました。

通勤時間やお昼時間、夕方など格安SIMでは速度が落ちる時間帯でも1Mbps以上出ているので大満足です。
BIGLOBEモバイル(ビッグローブモバイル)
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エンタメフリーオプションも人気の1つで、対象の動画サービス、音楽サービス利用時のギガを消費しないBIGLOBEモバイル限定のオプションです。
よくYoutubeなどの動画や音楽サービスを利用する方なら絶対つけるべきオプションです。

LINEモバイル

LINEモバイルは、LINEアプリをよく利用される方におすすめの格安SIMです。

格安SIMではLINEの年齢確認認証ができないため、LINE ID検索でお友達追加ができません。
しかしLINEモバイルでは、格安SIMで唯一年齢確認認証ができるためLINE ID検索が可能です。

またカウントフリーサービスも特徴的で、全プランLINEアプリ利用時のギガが消費しないサービスがあります。
またプランによっては、Twitterやインスタグラム、FacebookといったSNS利用時のギガもカウントフリーとなります。

ドコモ、au、ソフトバンクすべての回線サービスを提供しているので、お持ちのスマホがそのまま使えるのもメリットです。

参考 LINEモバイルの評判は?メリット・デメリット徹底解説おすすめ格安SIMとプランを解説
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OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは月に1度スマホセールを開催しています。
スマホセールでスマホと音声通話SIMのセットを購入すると、スマホが激安価格で手に入ります。

格安SIMに乗り換えのタイミングでスマホも購入したい方に一番おすすめの格安SIMがOCNモバイルONEです。

安いスマホだと1,000円以内で買えるものもあり、ハイスペックスマホでもスマホセールで買うと半額以下になっているものもあります。

OCNモバイルONEはドコモ回線のみしかありませんが、回線速度は格安SIMの中でもトップクラスです。

私自身OCNモバイルONEでスマホセットを購入して利用していますが、お昼時間帯は若干スピードが落ちますが、LINEやネットサーフィンするぐらいなら特に不自由しません。

それ以外の時間帯では30Mbps~70Mbpsは出ているので非常に満足しています。
OCNモバイルONEでスマホセットを購入【申込みから開通手続きまで徹底解説】

OCNモバイルONEのスマホセールの内容はこちら
10月【OCNモバイルONEキャンペーン】スマホが1円~買える

参考 OCNモバイルONEの評判は?メリット・デメリット徹底解説おすすめ格安SIMとプランを解説

 

どの格安SIMも初心者でも使いやすいと評判が高いものばかりです。
格安SIMとしては最大手だけあって、公式サイトが充実しており料金体系が非常にわかりやすいです。

また、利用者が非常に多いので、ネットに設定例や使い勝手の記事が多く参考になります。
この点は使用する上で安心できるポイントです。

初心者特有の「設定がわからない…」「結局いくらかかるのかわからない…」といった悩みとは無縁の格安SIMです。

どの格安SIM会社も経営基盤がしっかりとした大企業なので、突然にサービス停止になるリスクがきわめて低いのも初心者におすすめできるポイントのひとつです。

どの格安SIMにすればいいのか悩んでいる初心者は、上記の3つの格安SIM会社のどれかから選ぶことをおすすめします。

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